来秋の米ツアー日本初開催に石川選手会長「夢のある話」


米男子プロゴルフツアーの日本初開催について語る石川遼

米男子プロゴルフツアーの日本初開催について語る石川遼

 米男子プロゴルフツアーの日本初開催(2019年10月、千葉県内で調整中)が内定したことがスポーツ報知の報道で明らかになったことに関して、日本ゴルフツアー機構(JGTO)副会長で選手会長の石川遼(27)=カシオ=は19日、「夢のある話。きっといいメンバーが集まると期待している」と、前向きにコメントした。

 8月下旬からの熱中症などの影響で、20日開幕のアジアパシフィック・ダイヤモンドカップ(埼玉・武蔵CC笹井C)で4週ぶりに復帰する石川はこの日、練習ラウンド後、来年の米ツアーの日本初開催を歓迎した。自身も昨年までの5年間、米ツアーに参戦していたことも踏まえ、以下のように話した。

 「話は聞いていて、非常に素晴らしいことだと思う。日本の男子ゴルフ界にとって良いこと。良い方向につなげていくことが大きな任務だと思っている。夢のある話だし、3、4年前から米ツアーの方からも日本で開催したいという話を聞いていた。世界のトップ選手からも『日本で開催したら出たい』という(話も聞いていた)ことで、きっといいメンバーが集まってくれると期待している。詳細については自分もJGTOの一員として話し合っている部分もあるので、これからまた発表できることもあると思う。(報道を受けて)その方向で決まったんだなということでホッとした感じというか、実現できるということでワクワクしている」

 来秋の米男子ツアー日本開催では、大手ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」を運営する「スタートトゥデイ」(前澤友作社長)が冠スポンサーに名乗りを挙げたと言われている。通算79勝のタイガー・ウッズ(米国)やツアー5勝の松山英樹(26)らが参戦する可能性があり、東京五輪前年のビッグイベントとして、大きな注目を集めそうだ。

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