◆米男子プロゴルフツアー プレーオフ最終戦 ツアー選手権第2日(21日・イーストレイクGC)
25位で出た松山英樹は4バーディー、ボギーなしの66とスコアを伸ばし、通算2アンダーで首位と5打差の10位に浮上した。タイガー・ウッズ(米国)とジャスティン・ローズ(英国)が7アンダーで首位に立っている。
ショットに満足感はないが、松山は「いいラウンドだった。よくノーボギーで回れた」と小技でスコアを作った1日に合格点を与えた。1番、6番、14番といずれも2メートルのバーディーパットを沈め、16番は5メートルのパーパットを決めた。「あれは良かった」。
長いシーズンを締めくくる最終戦。年間総合獲得ポイント首位の選手には1000万ドル(約11億円)のビッグボーナスが与えられる。「もう少し自信を持ってくれば戦える。粘り強くプレーしたい」。首位を走るウッズとローズの背中が、おぼろげながら見えてきた。残る36ホールで逆転優勝を目指す。