石川遼は風邪にも負けず、新パター投入で6打差25位スタート


9番グリーンのラフからグリーンに駆け上がり、芝の状態を確認する石川遼 

9番グリーンのラフからグリーンに駆け上がり、芝の状態を確認する石川遼 

 ◆男子プロゴルフツアートップ杯東海クラシック 第1日(27日、愛知・三好CC西C=7330ヤード、パー72)

 2009年大会覇者の石川遼選手会長(27)=カシオ=は4バーディー、2ボギーの2アンダー、70の25位で滑り出した。今大会から打感と音を追求した新パター「オデッセイ トゥーロンSFプロト」を投入した。

 グリーン左が急斜面となっており、ツアー屈指の難度を誇る名物ホール16番パー3は、2メートルのパーパットが決まらずにボギー。18番は、2メートルのバーディーパットを沈めた。前週まで使ってきたパターと比べ、「形は一緒。総重量が軽くなりましたね。かなり上質な打感。すごい良かったですね」と計30パットにも、明るい表情で感覚の良さと手応えを強調した。

 米ツアーを主戦場とする昨年大会覇者の小平智(29)=Admiral=、同じマネジメント事務所所属の後輩・星野陸也(22)=フリー=と同組。大勢のギャラリーに囲まれながら、2人と和やかに談笑しながら回った。この日のパーオン率は、72・22%で出場108人中21位。「アイアン(ショット)の感触が良くなってきているのが一番自分のゴルフの中でも大事。7アイアンでの18番の第2打とか、良い球が打てたり、先週よりも良くなっている。風邪の方も大丈夫です。凄い楽しみ」と残り3日間での上位進出を見据えていた。

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