中島啓太、首位と3差7位浮上「ティーショットが曲がってもマネジメントを徹底したい」


 ◆男子ゴルフ アジア・パシフィックアマチュア選手権第2日(5日、シンガポール・セントーサGCニュータンジョンC)

 【セントーサ島(シンガポール)5日=榎本友一】アジア大会個人&団体2冠の中島啓太(18)=代々木高3年=が10位で出て5バーディー、3ボギーの68で回り、通算5アンダーで日本勢最高の7位へと浮上した。日米通算13勝の丸山茂樹(49)の長男・奨王(しょうおう、18)=米カリフォルニア大ロサンゼルス校1年=は2日連続の69で2アンダーの15位へ浮上。3年連続出場の大西魁斗(19)=南カリフォルニア大2年=は72と伸ばせず、7オーバーの65位で日本勢大会初の予選落ちとなった。

 中島はティーショットの不調を総合力で補った。フェアウェーキープは3回だけ。それでも9番で2メートル、17番は1メートルにつけて伸ばすなど5バーディーを量産して68。首位と3打差で、優勝者に与えられる来年4月のマスターズ&7月の全英オープン出場権も射程に入る。「ボギーを打たなければアンダーで回れる。ティーショットが曲がってもマネジメントを徹底したい」と頭も使って夢切符に挑む。

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