◆女子プロゴルフツアーNOBUTAグループマスターズGCレディース 最終日(21日、兵庫・マスターズGC=6528ヤード、パー72)
最終組がハーフターン。首位と6打差3位からスタートした和風美人プロ松田鈴英(れい、20)=ニトリ=が前半9ホールを2バーディー、1ボギーの35で回り、通算9アンダーとして首位と1打差の2位に浮上した。最終組で戦う最終日に向けて「緊張すると思うけど、優勝争いがしたい。トップと差があるので、バーディーを狙っていきたい」と宣言した通り、攻撃的なゴルフを展開した。
先週の富士通レディースで自己最高タイの3位に入り、好調。167センチ、54キロのモデル体形で、ドライバー飛距離ランク9位(247・61ヤード)を誇り、待望のツアー初優勝に向けて、勝負のサンデーバックナイン(最終日後半)に向かった。
2位に5打差をつける首位から出た韓国のアン・ソンジュ(31)=モスバーガー=は前半をバーディーなし、2ボギー、1ダブルボギーの40と乱れ、通算10アンダー。今季4勝を挙げ、賞金ランクも首位を走る実力者が前半、まさかの大崩れとなった。
2位スタートの菊地絵理香(30)=オンワードホールディングス=は前半を2バーディー、3ボギーの37。2打差の3位でアン・ソンジュを追う。3打差の4位に昨季の賞金女王、鈴木愛(24)=セールスフォース=らが続く。
19歳の美人プロ原英莉花(フリー)は12番まで3バーディー、ボギーなし、1ダブルボギーの出入りの激しいゴルフながら1つスコアを伸ばし、12位から4打差6位まで浮上した。