小祝さくらが4アンダーで3打差7位「リズムよく回れた」


3打差7位の小祝

3打差7位の小祝

 ◆米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック第1日(2日、滋賀・瀬田GC北C=6659ヤード、パー72)

 ツアー未勝利ながら国内賞金ランク7位につける小祝さくら(20)=ニトリ=は4バーディー、ボギーなしの4アンダー68で首位と3打差7位と好発進した。

 1番パー5で20ヤードの第3打アプローチを2メートルにつけてバーディー発進すると、7番で5メートルを決めて伸ばした。後半も13番で110ヤードからの第2打をピッチングウェッジで2メートルにつけてバーディーを奪い、16番パー3では7ウッドで3メートルにつけて4個目のバーディーとした。

 ボギーなしのラウンドに「しっかりと(ピンそばに)寄せられた距離を入れることができたので、そこは良かった」と合格点を与えた。この日は米ツアー7勝の金世ヨン(韓国)、2勝のダニエル・カン(米国)と同組で回り、「プレーも早い選手なので、リズム良く回ることができた。ああいううまい方と回ったら自然とうまくなると感じた」と手応えをつかんだ。「飛距離も置いていかれると思ったが、意外とそうでもない。(海外選手は)ゴルフを難しく考えず、簡単にやっていて格好いい。第2打でピンを刺す打ち方も自分より上だったので、もっと上げていきたい」と刺激を受けた様子だった。

 前週の樋口久子・三菱電機レディスでは今季4度目の2位に終わった。悲願の初優勝に向けては、世界ランク3位の首位・柳簫然や同学年で米ツアー1勝の2位・畑岡奈紗ら上位の実力者を追う形になるが、「(あと2日は)パット次第ですかね」と、グリーン上をキーポイントに挙げた。

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