畑岡奈紗の米ツアー2勝目に母・博美さん「ウルっときました」


畑岡奈紗

畑岡奈紗

 ◆米女子プロゴルフ協会公式戦 TOTOジャパンクラシック最終日(4日、滋賀・瀬田GC北C=6659ヤード、パー72)

 4打差3位から出た19歳の畑岡奈紗が、7バーディー、2ボギー、67で回り、通算14アンダーの逆転で米ツアー2勝目を飾った。2打差の12アンダー2位に上田桃子、永峰咲希、カルロタ・シガンダ(スペイン)の3人が続いた。

 米ツアー2年目となる今季からフルに帯同し、畑岡を支える母・博美さん(48)は18ホールを見守り、「(最後のバーディーは)入ってよかったですね。ちょっとウルっときました」と喜んだ。6月のアーカンソー選手権で初勝利を挙げたことで「自分のペースをだいぶつかめてきたのかな」と証言する。これまでは納得がいかないと「時間に関係なく練習していた」そうだが、「割り切りも必要」と考えられるようになったという。

 ゴルフ場を離れると「(プレーの話題を)触れられるのが嫌だと思うので、失敗した場面を聞きたくなる時もあるけど、しません」と母なりの気遣いもあるようだ。

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