勝みなみ『ゾーン』に入らず勝利「力ついたってことかな」


 ◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス最終日(18日、愛媛・エリエールGC松山)

 首位から出た勝みなみ(20)=明治安田生命=が7バーディー、ボギーなしの65で回り、通算20アンダーでアマ時代のKKT杯バンテリンレディス(14年4月)以来の通算2勝目&プロ初優勝を飾った。15歳でプロツアーを制してから4年半。1998年度生まれの「黄金世代」の筆頭格が存在感を見せつけた。

 アスリートが究極の集中力を発揮することを「ゾーンに入る」と表現することがある。勝は「アマチュアで勝った時、ゾーンに入りました。左上から自分を客観的に見ている感じ」と明かした。

 20年の人生の中でゾーンに入ったのは、その1度だけ。通算20アンダーで勝った今大会もゾーンは訪れなかった。「ゾーンに入らずに勝てたということは力がついたということかな。ゾーンに入ったら、もっといいゴルフができるのかな」。2度目のゾーンに入ったプレーをぜひ見てみたい。

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