美人プロ三浦桃香、最終予選会第1日7位 「セクシークイーン」は95位


三浦桃香

三浦桃香

 ◆女子プロゴルフツアー最終予選会 第1日(27日、兵庫・東急グランドオークGC=6456ヤード、パー72)

 来季のシード権を持たない102選手が4日間72ホールで争い、上位35人前後が来季前半戦の出場権を獲得できる。賞金ランク81位で初の賞金シード(同50位以内)を逃した美人プロ三浦桃香(19)=フリー=は4バーディー、1ボギー69で回り、7位と好スタートを切った。

 首位は66の鈴木麻綾(24)=フリー=。「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ(27)=NOW ON=は76で95位と出遅れた。

 169センチ、52キロのモデル並みの体格で飛距離ランク9位(246・66ヤード)を誇るスケールの大きな美人プロ三浦は「黄金世代」のひとりとして今季初めてツアーに本格参戦。3月のTポイントレディス、アクサレディス宮崎で2週連続で最終日最終組を回るなど、シーズン序盤は抜群の存在感を発揮したが、中盤以降、勢いはなくなり、賞金ランク81位。賞金シードまで遠かった。「まだまだ、実力が足りません。1年通してみると、トレーニングよりも休むべき時もあった。経験、勉強をしました」と初のツアーフル参戦となった今季を冷静に振り返った。

 「黄金世代」と呼ばれる同学年の勝みなみ(20)=明治安田生命=、新垣比菜(19)=ダイキン工業=らがツアー初優勝を果たす中で、三浦はツアーで苦戦。さらには日本女子プロゴルフ協会の正会員となるためのプロテストにも2年連続で失敗。単年登録選手としてツアーに参戦したが、来年から予選会の出場は「正会員」に限られる。

 来季、三浦は正念場の一年を迎える。その正念場の戦いに挑むためにも、まずは今季最後の“関門”を突破しなければならない。「来年の目標などはまだ考えられません。まずはQT(予選会)です」と三浦は前を向いて戦い続けている。

最新のカテゴリー記事