【日本S】宮里優作、新兵器極小ヘッドドライバーで史上6人目2連覇狙う 


プロアマ戦をホールアウトし拍手する宮里優作

プロアマ戦をホールアウトし拍手する宮里優作

 ◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー今季最終戦 日本シリーズJTカップ(29~12月2日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 国内男子プロゴルフツアー最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップは29日、東京・稲城市の東京よみうりCCで開幕する。

 昨年大会王者の宮里優作(38)=フリー=は新兵器を携え、10~12年の藤田寛之以来となる大会史上6人目の2連覇に挑む。28日のプロアマ戦後、前週の欧州ツアーから投入したブリヂストンゴルフの極小ヘッドのドライバー「ツアーBプロトタイプ」で、今大会に臨む考えを明かした。

 長さは45インチで、ヘッドの体積はこれまで使っていたものよりも200ccも小さい260ccだ。認可がおりて即投入した前週は2日間使用し、今大会へロフトや重りの位置などに手直しを加えた。「だいぶ振りやすくなった。アイアンでティーショットを打っている感じ。体のコンディションが整えばしっかり使える」

 27日の練習ラウンド、この日のプロアマ戦でテスト。硬く、速い難グリーンに対してフェアウェーキープが求められる今大会での投入を決めた。「相性がいいコースだと勝手に思っているので、そのイメージだけを持ってスコアメイクに徹したい」と13、17年大会王者。今大会出場者では、最多となる大会2勝を誇る昨季日本ツアー賞金王が新兵器を手に優勝戦線を引っ張る。(榎本 友一)

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