07年大会王者のブレンダン・ジョーンズが、ハーフ28の大会最少ストローク更新で猛追


3番ティーショットを放つB・ジョーンズ

3番ティーショットを放つB・ジョーンズ

 ◆報知新聞社主催男子プロゴルフツアー今季最終戦日本シリーズJTカップ第2日(30日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 穏やかな冬晴れの中、11打差の23位で出た2007年大会王者ブレンダン・ジョーンズ(43)=キャロウェイゴルフ=が1イーグル、5バーディーの「28」で、1番からの9ホールを終えた。第1ラウンドのY・E・ヤン(韓国)ら8人がマークしていた「29」を1打更新する、ハーフ大会最少ストロークとなった。ハーフ「28」はツアーの最少タイでもある。

 「ムービングサタデー」に歴代王者が猛チャージをかけた。185センチ、82キロのオーストラリア人は541ヤードの6番パー5では、自慢の飛距離を武器に2オンに成功。ピン奥から、大きく弧を描く8メートルの下りスライスラインを読み切ってイーグルを奪って、大喝采に満面の笑みで応えた。

 448ヤードの9番パー4では、右のフェアウェーからアイアンでの第2打を、ピン左10センチにピタリとつけて、“タップインバーディー”を決めた。ハーフターン時点で通算4アンダーまで伸ばして、首位のY・E・ヤンと3打差まで詰め寄っている。

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