ジャックニュートンインターナショナルジュニアクラッシックの初日はゴルフ日和のいい天気！週間予報ではトーナメントの後半は天気が崩れる予報だったのでせめて最初の２日間だけでも晴れた空の下でプレーさせてあげたい。
さて、ここサイプレスゴルフクラブはオーストラリアでも有名なワインの産地であるハンターバレーのど真ん中。宿をとったセスノックという町から１５分ほどのドライブは、ブドウ畑が広がるのんびりとした道を走ります。この辺りにはあちこちにワイナリーがあって、テイスティングが出来る店はもちろん、おしゃれなカフェや、チョコレートファクトリーとかもあるちょっとした観光地です。残念ながら今回は観光が目的ではないのでワイナリーも素通りしてゴルフ場に向かいます。
ドラインビングレンジ、チッピング練習、パター練習などいつものルーティンをこなして、いよいよスタートです。初日と２日目はビクトリアの同じ年の女の子と後の２人は男の子で、４人でのラウンドです。３日目と４日目は成績順のシードになるようです。
さて、ここのコース、かなり勾配が激しいコース。途中のパー３なんかは小さいグリーンの手前は谷のようになっていてグリーン真ん中だと転がって奥のハザードに、手前はどうしたらいいの？というぐらい転がり落ちていく谷。なんとも悩ましいホールになっています。とりあえず、どこでもいいからグリーンに乗ってちょうだい！と願うばかり。近くで観戦しているおじさんたちが『このコースはミッキーマウスコースだからなあ。』と話している。ミッキーマウスコース？？そういえば前に娘のコーチがブリスベンにある別のコースのことをミッキーマウスコースと呼んでたなぁ。ディズニーランドのジェットコースターのようなコースってことかなあ？それともアトラクションいっぱいのワクワク楽しいコースってことかなぁ？どちらにしても、ブラインドホールありの、打ち下ろし、打ち上げありのハラハラドキドキのなんともチャレンジングなコース。
そんなハラハラドキドキのコースで娘は結構調子良さそうでしたがショートパットのミスが２つあって、初日は１オーバーでまずまずの５位スタート。そして、２日目はなんと６バーディー、１ボギーで最後のホールになんと痛恨のダボのおまけつき。結局なんとなく悲しい３アンダーでした。３アンダーなのにムスッと嬉しくない終わり方。なんとも後味の悪い。それでもなんとか３位に急上昇。３日目は最終組でのラウンドとなりました。
最近娘はこういうアップダウンのあるコースが好みな感じで、勾配の激しい林間コースでは結構いい結果が出るようになってきました。
そして、３日目の最終組ではウエスタンオーストラリア州（WA州）の選手１人と地元ニューサウスウェールズ州（NSW州）からの２人の選手に加わって、クイーンズランド州の娘がどれだけ踏ん張れるかが楽しみなラウンド。WAとNSWの女の子はオーストラリアの国代表レベルのプレーヤーでどこまで娘が食いついていけるかが見もの。頑張ってほしいものですが、まだまだ大舞台の経験不足なのでこういう女の子たちと同じ組で回れる機会ができただけでも良しとしないとなぁ。でも何とか娘もそれなりに貫禄が出てきた感じ。３日目は昨日のようにバーディーを量産することはできませんでしたが、それでも３位をキープして、何とか最終日も最終組でラウンドになりました！きばれよリオン！！
初日の朝、ゴルフ場までのドライブ途中で空に浮かぶ無数の気球を発見！
まだ少し、ドライビングレンジにずらりと並ぶジュニア選手たち
クラブハウスの２階デッキから見下ろす練習グリーン
勾配の激しさを物語るホールの一つ。かなりの勾配のパー３はグリーンに乗せるだけで精一杯。
横から見るとこんな感じのパー３。初日でこのパー３ホールで１５打を打ってしまった選手も。。。
ハンターバレーのコースならではのぶどう畑の横でティーショット
◆肥後 正史（ひご まさふみ）
1969年8月10日生まれ 来年で半世紀を迎えます！（笑）高校時代はサヨナラの場面で三振しましたが一応甲子園球児（汗）その後大学野球のため渡米しテキサスの大学で在学中全米準優勝を経験、当時は野茂さんも未だメジャーデビューしておらず、白人至上主義のテキサスでは人種差別を受けながらも日本人プレーヤーとして日本の野球を伝える。遠征ではKKK（クー・クラックス・クラン）にも行ったり、乱闘試合を３度体験（２度は私が理由…）
帰国後は出身地鹿児島の総合商社に入社、在籍中豪州に駐在。
その後日本に帰国しテックス インターナショナル エージェンシーを設立、野球用品 Team TIAを立ち上げ現在に至る。
娘の莉音が４年前からゴルフをはじめ夫婦で娘のゴルフ活動をサポート
今年の8月からは Evolve Athlete Academy（EA２）という現役ゴルファーの親が、親の目線で運営する「アスリートの将来に役立つ」ゴルフアカデミーを設立。http://golf.teamtia.co.jp自分が経験した海外スポーツ体験を生かし、より多くの日本人アスリートに国境、言葉のハンディを超えて、将来に役立つより良い経験をしてもらう為のサポートをする。