◆米女子プロゴルフツアーISPSハンダオーストラリア・オープン第1日(14日、オーストラリア・クーヨンガGC)
原英莉花(20)=フリー=が3バーディー、1ボギーの2アンダー、70をマーク。米ツアーデビュー戦初日を首位と5打差の17位と好位置で滑り出した。米ツアー3勝の野村敏京(26)=Qセルズ=も2アンダーの17位。73の新垣比菜(20)=ダイキン工業=は1オーバーの61位。横峯さくら(33)=エプソン=は110位と出遅れた。
原は上々の米ツアーデビューを飾った。得意のショットが好調で、パーオンを外したのは3ホールだけ。日本勢最上位で滑り出し「初の海外ツアーで一打一打、楽しみながらプレーができました」。計32パットと芽の強いグリーン上で苦戦するも、3、11、17番ではいずれも6メートルのバーディーパットをねじ込んだ。飛距離を武器に昨季、賞金ランク38位で初シードを獲得した有望株は15日が20歳の誕生日。「頑張りたい」と“バースデーチャージ”を狙う。