“美人プロ”三浦桃香、地元・宮崎で初V「目指す」


プロアマ戦で調整した三浦桃香

プロアマ戦で調整した三浦桃香

 女子プロゴルフツアーのアクサレディスは29日から3日間、宮崎・UMKCCで行われる。美人プロの三浦桃香(20)=フリー=は28日、プロアマ戦に出場し、「宮崎の方がたくさん応援してくれる。優勝を目指したい」と、地元での初Vを誓った。昨年大会は初日から首位を走ったが、最終日に失速し10位止まり。「最低でも昨年よりはいい順位で」と、雪辱も期す。

 今季は開幕から花粉症に苦しめられた。前々週の大会中は就寝中に鼻が詰まるなどして、夜中に15回も目が覚めた。平均睡眠2時間。今回は自宅も近くでストレスも少なく、寝られている。前週までプレー以外は花粉症対策のマスクを着けたが、「今週は外します。ショットも集中して打てている」と、うなずいた。

 オフは坂路ダッシュなど走り込み、筋量アップ。体重は昨年同時期と比べ10キロ増やした。「球筋が変わった。昨年よりうまくなったと感じる」と、手応えあり。女子ツアー14年ぶりの日本人開幕4連勝へ、黄金世代がつかみ取る。(宮下 京香)

 ◆三浦の現状 本格参戦1年目の昨季は賞金ランク81位でシード権獲得を逃したため予選会に回り、6位の資格により今季前半戦の出場権を持つ。今季は開幕から3戦連続で予選落ち。まだプロテストに合格していないため、11月には最終プロテストを受ける可能性もあるが、ツアー優勝かシード権獲得(賞金ランク50位以内)ならテストを経ずに日本女子プロゴルフ協会の正会員となる。

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