3打差6位の安田祐香が、最終日を前に日本女性で初めてオーガスタをラウンド


5日朝、オーガスタナショナルGCで練習した安田祐香(右

5日朝、オーガスタナショナルGCで練習した安田祐香(右

 ◆女子ゴルフ オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権 練習日(5日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC)

 日本勢唯一出場の安田祐香(18)=大手前大1年=は5日、男子のメジャー、マスターズの会場でもあるオーガスタナショナルGC内で、6日の最終ラウンドに向けて初練習を行った。

 17年の日本女子アマ選手権覇者は、近隣の別のコースで開かれた4日の第2ラウンドを7バーディー、5ボギーの70で回り、通算2アンダー。15位から首位と3打差6位に浮上し、初代女王の座も射程に入る。30選手が出場する6日の最終ラウンドは、ケイトリン・パップ(米国)と同組で午前10時(日本時間同日午後11時)にティーオフ予定だ。優勝すればこの大会5年間の出場権のほか今年の全米女子オープン、AIG全英女子オープンの出場切符を獲得する。

 5日早朝に雨の中、コース入り。「JAPAN」の文字の入ったアマ日本代表のウェアに身を包み、大会前「一生回ることができないコースだと思っていました。その場に居られる幸せを感じたい」と話していた夢舞台を日本女性として初めて回った。米国人男性のハウスキャディーとともに予定通り午前8時に10番ティーグラウンドから、18ホールの練習ラウンドをスタートした。

 オーガスタナショナルGCは1932年の創設後、2011年までは女性会員を受け入れていなかった。この大会は「女子ゴルフの発展などを目指し」今年から創設された。

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