畑岡奈紗、パットに苦しむも「悪い流れを断ち切れた」


 ◆米女子プロゴルフツアー メジャー第1戦 ANAインスピレーション第1日(4日、米カリフォルニア州ミッションヒルズCC)

 前週の起亜クラシックで優勝した畑岡奈紗(20)=森ビル=は3バーディー、4ボギーの73と伸び悩み、首位と5打差の42位発進となった。野村敏京(26)=Qセルズ=も42位。上原彩子(35)=モスバーガー=は68位、横峯さくら(33)=エプソン=と比嘉真美子(25)=TOYO TIRES=は80位と出遅れた。アリー・マクドナルド(26)=米国=が68で首位。

 メジャー初制覇を目指す20歳は首位と5打差の滑り出し。10番スタートの序盤はパットに苦しんだが、18番でグリーン手前からチップインバーディー。「悪い流れを断ち切れた」と後半のパープレーにつなげた。初出場だった昨年は予選を通ったものの48位。その後の1年間で米ツアーで3勝し、世界ランキングは4位まで上がった。優勝した前週に光ったショットは「悪くない」。第2ラウンドに向け「チャンスにたくさんつけて、生かしていけるようにしたい」と意欲的な言葉を並べた。

最新のカテゴリー記事