マスターズ、タイガー・ウッズがメジャーでは自身初の最終日逆転V。08年以来のメジャー15勝目


 ◆米男子プロゴルフツアー海外メジャー初戦 マスターズ 最終日(14日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC、7475ヤード=パー72)

 分厚い雲がたれ込め、強い風の吹く中、全競技が終了した。2打差の2位から出たタイガー・ウッズ(43)=米国=が6バーディー、4ボギーの70をマーク。通算13アンダーで2005年以来の大会5勝目を挙げた。08年6月の全米オープン以来となるメジャー通算15勝目。米ツアー通算81勝目で、歴代最多記録まであと1勝と迫った。

 世界ランク2位のダスティン・ジョンソン(米国)、ザンダー・ショーフリ(米国)、全米オープン連覇中のブルックス・ケプカ(米国)が12アンダーの2位となった。

 日本勢は25位で出た松山英樹(27)=LEXUS=が3バーディー、3ボギーの72で回り、3アンダーの32位で終えた。昨年10月のアジア・パシフィック選手権を制したアマチュア・金谷拓実(20)=東北福祉大3年=は78と崩れ、7オーバーの58位。11年大会の松山英樹以来、日本男子2人目のベストアマ獲得はならなかった。2年連続出場の小平智(29)=Admiral=は76で、6オーバーの61位となった。

 14日はサンダーストームの接近で終日荒天予報。マスターズ委員会は、通常の2サムでの1番スタートから3サムでアウト(1番)、イン(10番)スタートへと変更。第1組は午前7時30分、最終組は同9時20分と異例の早い時間帯にティーオフしていた。

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