◆女子プロゴルフツアー ヨネックスレディス最終日(9日、新潟・ヨネックスCC=6456ヤード、パー72)
1打差3位から出た上田桃子(32)=かんぽ生命=が8バーディー、1ボギーの65をマーク。通算13アンダーの逆転でツアー通算15勝目をつかんだ。
1番で約2メートルを沈めてバーディー発進すると、6、7、8番の3連続バーディーで首位のキム・ヒョージュ(韓国)に並んだ。9番で約1メートルのパーパットを沈めると、首位に並んでいたキムがこのホールダブルボギーとし上田が単独首位に立った。後半も11、13、15、18番でバーディーを重ね、2位以下に6打差をつける圧勝だった。
上田は3月のTポイント×ENEOSで優勝し、今季2勝目。今大会は7度目の出場で、2007、16、18年に3度の2位を経験している。16年大会はP・チュティチャイ(タイ)とのプレーオフで敗れており、雪辱を果たした。
2位は7アンダーでキム、一ノ瀬優希、葭葉ルミの3人が入った。首位スタートの石井理緒は79と崩れ、イーブンの23位に終わった。前週ツアー初優勝の原英莉花は2オーバー38位だった。