メジャー初出場の稲森佑貴が日本勢トップの1アンダー20位「ピンチでも我慢できた」


稲森佑貴

稲森佑貴

 ◆米男子プロゴルフツアー今季メジャー最終戦 全英オープン第1日(18日、北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC=7344ヤード、パー71)

 メジャー初出場の稲森佑貴(24)=フリー=が3バーディー、2ボギーの1アンダー、70で回り、日本勢トップの20位発進となった。2番、3番、11番でバーディーを奪い、一時は3アンダーまで伸ばし、3位に名を連ねる場面もあり「なんで上位に食い込んでいるんだろう」と目を丸くした。終盤の16番、18番のボギーでスコアを落としたが、アンダーパーに踏みとどまった。

 ラウンド後は最後3ホールで2つスコアを落としたことを「詰めが甘かった。正直、悔しい気持ち」と振り返った。それでも、「リンクスは初めて。風が強くてタフなコンディションだった」中で好発進し、「ピンチも入った。最後まで我慢できた」と4番、15番で約10メートルのパーパットを沈めた場面にうなずいた。

 目標の予選通過が懸かる2日目に向け「ロングパットがショート気味だったので、修正したい」と意気込んだ。この日のホールアウトは午後9時頃。日本では見られない光景だが、「日が長いので夜という感じはしなかった」と冷静だった。

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