セクシークイーン“露出ぎりぎりウェア”も熱中症であわや棄権


2番でバーディーを奪い笑顔のアン・シネ

2番でバーディーを奪い笑顔のアン・シネ

  ◆女子プロゴルフツアー センチュリー21レディス 第1日(26日、埼玉・石坂GC=6470ヤード、パー72)

 「セクシークイーン」と呼ばれる韓国のアン・シネ(27)=NOW ON=は2バーディー、4ボギーの74で回り、55位スタートとなった。2番パー3でバーディーを先行させたが、7番から3連続ボギーで失速。「6番ホールで熱中症のような症状が出て、頭が痛くなって吐き気もした。棄権しよう、と思ったが、5分に1回、水分補給して、また、後半に少し風が吹いた影響で症状は和らぎました」と猛暑の中のラウンドを振り返った。

 午前中から気温33度に達したこの日、多くの選手が暑さに苦しめられた。アン・シネはいずれもピンク色のノースリーブのシャツと膝上25センチ(推定)のミニスカートという“露出ギリギリ”の真夏仕様のウェアでプレーしたが「この暑さではウェアは関係ありませんでした」と苦笑いしながら話した。

 前々週のニッポンハムレディースでは今季自己最高の13位となったが、今大会は予選通過ラインに1打及ばない位置で初日を終えた。「きょうはパットの調子が悪かった。明日は通算アンダーパーまで戻したい。暑くて倒れそうですが、パットの練習だけは少しやります」と話し、練習グリーンに向かった。

 美人プロの原英莉花(20)=日本通運=が6バーディー、1ボギーの67で回り、首位。1打差の2位に稲見萌寧(もね、19)=都築電気=と小橋絵利子(31)=RSK山陽放送=が続く。先週のサマンサタバサレディースで待望の初優勝挙げた小祝さくら(21)=ニトリ=は3打差8位とまずまずの位置につけた。

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