金田久美子が3位浮上「30歳になりたくない」元祖天才少女が8年ぶりV好機


9番ティーショットを放つ金田久美子。通算4アンダー3位

9番ティーショットを放つ金田久美子。通算4アンダー3位

 ◆女子プロゴルフツアー センチュリー21レディス 第2日(27日、埼玉・石坂GC=6470ヤード、パー72)

 4位スタートの金田久美子(29)=スタンレー電気=が、4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算4アンダーとして3位に浮上した。首位とは2打差から3打差に広がったが、2011年のフジサンケイレディス以来、8年ぶり2度目の優勝に向けて好位置につけた。2001年7月のゴルフ5レディースでツアー史上最年少となる11歳11か月で、女子プロトーナメントに初出場してから早18年。8月14日に30歳の誕生日を迎える元祖天才少女は「30歳になりたくない」と苦笑いする。山も谷も乗り越えてツアーで戦い続ける金田は絶好のチャンスにも「最終日も自分が納得するいいゴルフをしたい。自信を取り戻したい」と落ち着いた表情で話した。

 1打差の2位から出た稲見萌寧(もね、19)=都築電気=が68で回り、通算7アンダーに伸ばし、首位浮上。ちょうど1年前にプロテストに合格したばかりの新鋭は初優勝を目指す。

 首位から出た美人プロ原英莉花(20)=日本通運=は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの出入りの激しいゴルフで72。2打差2位に後退した。

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