美人プロ三浦桃香、平均飛距離NO1で100万円ゲット 今季最高の23位


通算2アンダーでホールアウトし笑顔を見せる三浦桃香

通算2アンダーでホールアウトし笑顔を見せる三浦桃香

  ◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日(4日、山梨・鳴沢GC=6605ヤード、パー72)

 10試合ぶりに予選を通過し、28位から出た美人プロの三浦桃香(20)=アウトソーシング=は3バーディー、3ボギーの72で回り、今季自己最高の23位になった。今季、これまで自己最高の49位だった5月のワールドレディスサロンパスカップ以来、9戦連続で予選落ちを喫するなど低迷していたが、復活の兆し。「いくら成績が悪くても諦めないでやってきました。だから、少し良くなってきた」と笑顔を見せた。さらに、今大会の平均飛距離1位(267・25ヤード)となり、特別賞金100万円をゲット。「これまで予選落ちばかりで(平均飛距離ランクの)対象外だったので…。1位になって、推薦出場させてくれた大東建託さんに少し恩が返せました」と笑顔を見せた。

 現状、1998年度生まれの「黄金世代」の中で三浦はライバルたちに大きく差をつけられている。特に渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は全英女子オープンで堂々の首位に立つなど別次元の世界へ足を踏み入れようとしている。「すごいですよね。神的存在。パットがうまいし、特にショットが振り切れていることが素晴らしい。私もコツコツ頑張ります」と三浦は前向きに話した。

 2打差の3位から出た成田美寿々(26)=オンワードホールディングス=が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算11アンダーで逆転優勝。4月のヤマハレディース葛城に続き、今季2勝目、通算13勝目を挙げた。首位から出た有村智恵(31)=日本HP=は3バーディー、4ボギーの73とスコアを落とし、1打差2位に終わった。

 日本女子アマ(6月)で主催する日本ゴルフ協会の幹部が運転するカートによって3ウッドを折られたアマチュアの古江彩佳(19)は76と苦戦し、3位から8位に後退した。

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