有村智恵、18番3メートルバーディーパット外し2位「ラインの読みが合わなかった」


18番でバーディーパットを外して優勝を逃し、涙ぐむ有村智恵。通算10アンダー2位に終わった

18番でバーディーパットを外して優勝を逃し、涙ぐむ有村智恵。通算10アンダー2位に終わった

 ◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 最終日(4日、山梨・鳴沢GC=6605ヤード、パー72)

 2打差の3位から出た成田美寿々(26)=オンワードホールディングス=が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算11アンダーで逆転優勝。今季2勝目、通算13勝目を挙げた。逆転勝ちを得意とする成田は来年の東京五輪でも逆転で日本代表入りに意欲を示した。首位から出た有村智恵(31)=日本HP=は73とスコアを落とし、韓国のペ・ソンウ(25)=Samchully=とともに1打差2位に終わった。

 有村は18番で3メートルのバーディーパットを決められず、2位惜敗。「ミスパットではなかった。一筋、ラインの読みが合わなかった」と振り返った。2週間前に12年賞金王の藤田寛之が監修したパット練習マットで練習を続けてからパットは好調。「きょうはショットがブレた。今度はショットの練習器具を買います」と冗談交じりに話し、気持ちを切り替えていた。

最新のカテゴリー記事