渋野日向子 第2Rは首位と4打差4アンダーの暫定7位でホールアウト…得意の後半に3つ伸ばす


1番、笑顔を見せる渋野日向子

1番、笑顔を見せる渋野日向子

 ◇女子プロゴルフツアー北海道meijiカップ<第2日> 10日、北海道・札幌国際CC島松C(6531ヤード、パー72)

 前週のAIG全英女子オープンで、日本女子2人目のメジャー制覇の快挙を達成した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が3バーディー、1ボギーの70で回り、通算4アンダーで首位と4打差の暫定7位でホールアウトした。

 予定通り、午前9時に1番からスタート。ティーグラウンドで渋野の名前とプロフィールがアナウンスされると、早朝から詰めかけた大勢のギャラリーからこの日一番大きな拍手がわき起こった。

 風が強く、時折雨の降る難しい状況。387ヤードの5番パー4でボギーが先行した。ドライバーでフェアウェーへ。2打目のアイアンショットがグリーン右手前の斜面のラフへ。3打目は5メートルオーバーし、パーパットはカップ右を抜けてボギーとなった。

 得意の後半に入って、367ヤードの15番パー4でピン下2メートルにつけて初バーディー。続く364ヤードの16番パー4も、ピン右4メートルを沈めて伸ばした。555ヤードの18番パー5もバーディー締めで、大喝采を浴びた。世界を魅了した「スマイル・シンデレラ」の注目度は高く、3連休の初日でもあって、この日も大ギャラリーと大勢の報道陣を引き連れてのラウンドとなった。

 初優勝を狙うペ・ソンウ(韓国)が、通算8アンダーに伸ばして単独首位に立っている。アン・ソンジュ(韓国)、テレサ・ルー(台湾)が2打差の2位で追う。

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