渋野日向子「優勝することは考えていないし、しっかり良いプレーができれば」


15番でバーディーパットを沈める

15番でバーディーパットを沈める

 ◆女子プロゴルフツアー 北海道meijiカップ第2日(10日、北海道・札幌国際CC島松C)

 前週のAIG全英女子オープンで、日本女子2人目のメジャー制覇を果たした渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は11位で出て3バーディー、1ボギーの70をマーク。通算4アンダーで首位と5打差の9位に浮上した。前夜の38度の発熱を乗り越え、得意の後半9ホールで3バーディーを奪い、6月から続く連続イーブンパー以上ラウンド(R)を20に伸ばした。67で回った韓国のぺ・ソンウ(25)=Samchully=が、9アンダーの単独首位で初優勝に王手をかけた。

 ◆シブコに聞く

 ―第2Rを振り返って。

 「昨日はしっかり眠れて、体調も何とか回復して臨めました。前半はオーバーパーでいつも通りかな。後半はしっかりアンダーパーで回れたので良かったです」

 ―体調の影響は。

 「昨日は宙に浮いたような感じでボーッとしていた。今日は自分でちゃんと考えてプレーできました」

 ―多くの歓声があった。

 「たくさん人がいるなぁと。なかなかバーディーが取れないから、イライラしているかなと思ってました。15番のバーディーで大歓声だったのでうれしかった」

 ―明日のポイントは。

 「2打目(アイアンショット)で、どれだけピンに寄せられるかが大事」

 ―明日への期待は。

 「このスコアは上出来。この位置にいるとも思っていなかったです。優勝することは考えていないし、明日もしっかり良いプレーができればと思います」

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