石川遼が3年ぶりに過去2勝の得意コースに帰還「思い入れがある」


プロアマ戦で調整した石川遼

プロアマ戦で調整した石川遼

 ◆男子プロゴルフツアー フジサンケイクラシック プロアマ日(4日、山梨・富士桜CC=7566ヤード、パー71)

 2009年、10年覇者の石川遼(27)=カシオ=が16年大会(2位)以来、3年ぶりに富士桜の舞台に帰ってきた。「コースは非常になじみがあるし、自分にとっては思い入れもある。本当に楽しみにしていた試合です」と胸を躍らせた。

 石川が前回出場した16年から、7番のグリーン全面を張り替えるなど、コースの印象は少しばかり変わった。この日、18ホールのプロアマ戦で調整し「マイナーチェンジを色々されていて、今年初めて気づいたこともあった。毎年富士桜だけど、『今年はこうかな?』とか思いながら回るのは楽しい」と笑顔を見せた。

 昨年大会は体調不良で欠場した。「試合が続いているので、木曜日(5日)に疲れを残さないでプレー出来るかが大事になる」と、反省を生かし体調管理には気を配る。

 今季は7月のメジャー第2戦、日本プロ選手権で3年ぶりとなるツアー通算15勝目を飾ると、8月の長嶋茂雄招待セガサミーカップも優勝で自身初の2連勝をマーク。前週のRIZAP・KBCオーガスタは18番の「誤所からのプレー」で2打罰を受けたこともあり、13位だったが好調をキープしている。2戦ぶりの今季3勝目へ「万全でできる限りの準備をしたい」と気を引き締めた。予選ラウンドは前週ツアー初優勝の比嘉一貴(24)=フリー=、崔虎星(45)=韓国=と同組。5日の第1ラウンドは午前7時50分に10番からスタートする。

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