女子プロゴルフのゴルフ5レディスは6日から3日間、茨城・ゴルフ5カントリーサニーフィールドで行われる。昨年7月の世界ジュニア(6歳以下)で2連覇した須藤弥勒(すとう・みろく)さん(8)が5日、プロアマ戦に出場し好プレーを連発。将来は、AIG全英女子オープンを制した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=のように海外メジャー優勝という目標を明かした。
須藤さんは昨年大会のプロアマ戦に初出場。日本女子プロゴルフ協会によると「プロアマ戦ゲストの年齢の正確な記録はないが、最年少出場は確実」という。2年連続のプロアマ戦では、賞金ランク18位の岡山絵里(23)=ニトリ=らと同組でプレー。18番パー5では残り109ヤードの第3打を6Uでピン筋に絡めるスーパーショットを披露した。
渋野の存在が大きな励みになっている。「(全英で)最後のバーディーパットを強気に入れたことが本当にすごい。ショートのパットは入る可能性がゼロです。私も強気なプレーを続け、将来は渋野さんのように海外メジャーに勝ちたい。『須藤弥勒、ここにあり』と言われるように頑張ります!」と元気よく話した。(竹内 達朗)
◆須藤 弥勒(すとう・みろく)2011年、群馬・太田市生まれ。8歳。東大出身の父・憲一さんの指導で2歳からゴルフを始める。17、18年にIMGA世界ジュニアゴルフ(6歳以下の部)で連覇。今年7月の大会(7~8歳の部)は17位で3連覇を逃した。ドライバーの平均飛距離は180ヤード。家族は父、元フィギュアスケート選手の母・みゆきさん、兄、弟。