昨季賞金王の今平周吾(26)=フリー=が2週後の日韓アジア3ツアー共催となるシンハン・ドンヘ・オープン(18日開幕、韓国)で、婚約者の若松菜々恵さん(23)を2年ぶりにキャディーで起用することが8日、明らかになった。今平は「海外の試合なのでイメージを変えてみようかなと思った。お願いしたら引き受けてくれたのでよかった」と話した。
若松さんは、今平が初優勝した17年5月の関西オープンでキャディーを務め、“勝利の女神”として注目された。同年秋の2試合で担いだのを最後にキャディーはしていない。現在は婚約中で、遠征に帯同しながら今平を支えている。今回は1試合限定でのコンビ復活となる。
今平は今季未勝利ながら、2位2回で賞金ランク4位(約4756万円)と、2年連続の賞金王獲得へ射程圏につける。この日は、後半の3バーディーで70にまとめ、7アンダーの6位。「ショットがよくなかったので、あまりチャンスにつかなかった」と満足はしていないが、今季7度目のトップ10と抜群の安定感を発揮している。まずは次週、2年前にプレーオフに残るなど(2位)、相性のいいANAオープンに全力を尽くす。