渋野日向子、年間獲得賞金1億円突破厳しく「ポンコツなプレーでしんどかった」


ラウンド中に笑顔を見せる渋野

ラウンド中に笑顔を見せる渋野

 ◆女子プロゴルフツアーメジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第3日(14日、兵庫・チェリーヒルズGC=6425ヤード、パー72)

 42位で出た渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は6バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの72で通算1オーバーの40位だった。

 渋野は72と伸ばせず首位と14打差に開き、単独5位以上での年間獲得賞金1億円突破も厳しくなった。「昨日(2日目)と同様、ポンコツなプレーでしんどかった」と振り返り「3日間なかなかいいプレーができていないので、最終日は80を打とうが、ビッグスコアを出そうが楽しみたい」と必死に前を向いた。

 1万人超の大観衆が詰めかけ、コース周辺では渋滞も起きた。「シブコ渋滞は私のせいじゃない」と笑いながら「(全英)優勝前とギャラリー数が違うので、やっぱりうれしい」と声援に感謝した。バーディーを奪った9番は、第1打を2日連続で電線に当て打ち直した。続く同組の岡山絵里(23)も電線に当て、2人はハイタッチ。「珍プレーですよね。(ファンが)笑ってくれて良かった」と話した。

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