◆女子プロゴルフツアー デサント東海クラシック 最終日(22日、愛知・新南愛知CC美浜C=6437ヤード、パー72)
首位と8打差20位からスタートした渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が15番まで7バーディー、ボギーなしとスコアを大きく伸ばし、通算12アンダーとして首位タイに急浮上した。海外メジャーのAIG全英女子オープン(8月1~4日)を制した“スマイル・シンデレラ”は最終日に猛チャージ。トップグループが伸び悩んだこともあり、一躍、優勝争いに絡んできた。
賞金ランク首位を走る韓国の申ジエ(31)=スリーボンド=は9番を終了し、渋野と並び12アンダー。1打差3位に台湾のテレサ・ルー(31)=太陽生命=、三ケ島かな(23)=ランテック=、浜田茉優(24)=伊藤園=が続く。
渋野は昨年までツアー獲得賞金は0円。今季、全英女子オープンの優勝で約7200万円の賞金を手にしているが、日本ツアー獲得賞金は先週まで約9203万円でランク2位。今大会に勝てば生涯&今季1億円を超える。24試合目での生涯獲得賞金1億円突破は、先週に17試合で達成した畑岡奈紗(20)=森ビル=に次いで日本人2番目のスピード記録で宮里藍(27試合)を抜くことになる。