東北福祉大1年・木内真衣「アンダーパーで」…ダンロップ女子OP選考会1位通突破


ティーショットを放つ東北福祉大1年・木内

ティーショットを放つ東北福祉大1年・木内

 女子プロゴルフツアーの「第47回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」(報知新聞社後援)が27日から29日まで宮城・利府GCで開催される。同大会のアマチュア選考会を通過した大須賀望(東北高3年)、木内真衣(東北福祉大1年)は練習ラウンドを行い、本番へ向けて調整中。中学1年から6年連続選考会に挑戦し、初のツアーに臨む大須賀は「高校最後の年に出場が決められて本当にうれしい。予選突破を目指して頑張りたい」と闘志。藤田桃香(東北福祉大4年)は現在軽井沢へ遠征中。学生大会を経て大会に臨む。

 選考会1位通過の木内は、力強く安定感のあるドライバーショットが持ち味。自身初のプロツアー参加に、「トップの選手たちのプレーを見て学べることをいっぱい学びたいです。3日間アンダーパーで回りたい」と精力的に練習に励んでいる。

 9歳からゴルフを始めた木内は、「運動は得意ではなかった」と話すが、「自分の思い通りにプレーできた時がとてもうれしいです」とゴルフの魅力を知り、めきめきと上達してきた。「ゴルフをもっとうまくなりたい」という思いから香川西高に進学し、岡山の親元を離れて寮生活をスタート。「時間の使い方など自立していける」。大学は練習環境がさらに優れている東北福祉大に進み、将来のプロ入りを目指して奮闘中だ。

 ゴルフを中心にした生活を送っている木内のリフレッシュは「おいしいものを食べること」。最近好きなのはタピオカ黒糖ミルクティー。メリハリのある生活で、本番で力を出し切り、予選通過を目指していく。

 ◆木内 真衣(きうち・まい)2000年7月26日、大阪生まれ、19歳。5歳から中1まで香川で育つ。中2、3年は岡山。香川西高に進学し、寮生活を始める。東北福祉大に進学し、今年の7月19日の「出場アマチュア選手選考会」で1位。プロツアーは今回が初出場。160センチ。血液型はB。ドライバー平均距離は230メートル。家族は両親、弟、妹。趣味はおいしいものを食べること。

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