米沢蓮、2位浮上で日本人3人目のV射程


1打差2位へ浮上し海外メディアの取材を受けた米沢蓮

1打差2位へ浮上し海外メディアの取材を受けた米沢蓮

 ◆男子ゴルフ アジア・パシフィック アマチュア選手権第2日(27日、中国・余山国際GC)

 【上海(中国)27日=榎本友一】優勝者に来年4月の海外メジャー、マスターズと同7月の全英オープン出場権が与えられる大会は、昨年のアジア大会団体金メダリストで、初出場の米沢蓮(20)=東北福祉大2年=が3位で出て6バーディー、1ボギーの67で回り、通算9アンダーの2位へと浮上。初出場で10位スタートの桂川有人(20)=日大3年=が70で回り、5アンダーの5位へ浮上。71のブレーク・ウィンドレッド(21)=豪州=が、10アンダーの首位をキープ。

 米沢が得意のパットが好調で首位に肉薄した。9番、16番で4メートルのバーディーパットを沈めた。第1R後、今大会帯同するアマ日本代表のガース・ジョーンズHC(48)から「ストロークのテンポが速い」と助言を受け、調整して「良くなった」という。大学の先輩・松山、金谷に続く日本人3人目の大会制覇が射程に入った。2日連続で会見に呼ばれ、流ちょうな英語も披露し「あと2日楽しみたい」と笑った。

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