渋野日向子、69で15位に浮上…大里、臼井と同期3人でスマイル・ラウンド「同期会したい」


15番でバーディーを決め、湯浅芹キャディーとグータッチする渋野日向子

15番でバーディーを決め、湯浅芹キャディーとグータッチする渋野日向子

 ◇女子プロゴルフツアー 報知新聞社後援 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日(28日、宮城・利府GC=6505ヤード、パー72)

 49位から出た、8月のAIG全英女子オープン覇者で前週優勝の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が第1組で午前7時20分に10番からスタート。6バーディー、3ボギーの69で回り、通算1アンダーで15位に浮上した。最終9番パー4では約300人のギャラリーを前に、約4メートルを沈めてバーディー締めで、大歓声に応えて見せた。第1ラウンド終了時点で3オーバーだったスコアをアンダーとし「よかったです。本当に。昨日のスコアの分は取り返したいと思っていたので、最後に上回れてよかった」とホッとしていた。

 この日は、同じ1998年度生まれの黄金世代で、昨夏ともにプロテストに合格した同期の大里桃子(21)=伊藤園=、臼井麗香(20)=ディライトワークス=と同組でラウンド。3人で並んで歩き、時より“大爆笑”して終始、和やかな雰囲気で回った。「めっちゃ楽しかった。爆笑しすぎて…」と、ホールアウト後もニヤニヤが止まらない。3人で回っているうちに会話は弾み「『同期会しよう!』と話していた」。ルーキーキャンプや新人研修をともに経験してきた同期は「同じ思いをして一緒に(プロテストに)合格したので仲間感がある。特別です。(同期で年上の)先輩たちにお願いして…企画お願いします!」と“シブコ・スマイル”を見せた。

 首位と7打差。前週は8打差逆転優勝を遂げただけに、逆転での2週連続優勝に期待がかかるが「ないですね。ないです」と即答。だが、ラウンド後、約2時間調整に汗を流し最終日に備えた。最終ラウンド(29日)は午前8時30分に、同い年の勝みなみ(21)=明治安田生命=、酒井美紀(28)=国際スポーツ振興協会=と同組で、1番からスタートする。

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