20歳の稲見が首位キープ、アマ・古江が1打差2位、成田がツアー最多タイの8連続バーディーで4位浮上…最終組がハーフターン


5番でバーディーを奪った稲見萌寧

5番でバーディーを奪った稲見萌寧

 ◇女子プロゴルフツアー 富士通レディース第2日(19日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C=6675ヤード、パー72)

 第2ラウンドは降雨によるコース整備のため、1時間半遅れでスタートし、最終組が前半9ホールを終えた。初の単独首位発進を決めた、今季1勝の稲見萌寧が前半9ホールを終えて、スコアを2つ伸ばし、通算11アンダーで単独首位をキープしている。20歳の稲見はツアー本格参戦1年目で、7月のセンチュリー21レディス(埼玉・石坂GC)で初優勝を飾っており、2勝目を目指す。

 4打差の3位タイから出たアマチュアの古江彩佳が前半9ホールを終えて、スコアを5つ伸ばし10アンダーで、23歳の三ケ島かなと並んで、首位と1打差の2位に浮上している。古江は11月にプロテスト最終予選を控えているが、史上7人目のアマチュア優勝を果たせば、プロテストが免除されて即プロ宣言が可能になる。

 21位から出た前年覇者の成田美寿々が、1番から8連続バーディーを奪うなど、13ホールを終えて8アンダーの3位に浮上している。8連続バーディーは諸見里しのぶが、2011年のスタンレーレディス(静岡)最終日にマークした、ツアー最多記録に並ぶ快挙である。

 9位から出た、今季2勝で通算15勝の上田桃子が前半9ホールを終えて、スコアを3つ伸ばし、菊地絵理香、山路晶、蛭田みな美、韓国のペ・ヒギョンと並び、7アンダー5位に浮上している。

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