◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第1日(24日、千葉・習志野CC=7041ヤード、パー70)
日本初開催の米男子ツアーが開幕した。2年2か月ぶりの米ツアー参戦となった石川遼は2バーディー、ボギーなしの68で回り、2アンダーで暫定7位と、上々のスタートを切った。10番からスタートし、17番までパーと我慢のゴルフが続いたが、23日のプロアマ戦で人生初のアルバトロスを取った18番パー5でバーディーを奪うと「前半はバーディーとボギーがどっちが先に来るかという感じだったけど、18番で2パットでバーディーを取れた。その後の1番のティーショットもうまく打てたのでホッとした。きょうは我慢の展開だったけど、いい集中力でできました」と振り返った。
1つ前の組では大会最注目の通算81勝のタイガー・ウッズが大歓声に包まれる中、小平智、トミー・フリートウッドと同組でスタート。石川は「きょうは本当にギャラリーがグリーンもティーショットも(ウッズを見た後)残ってくれていた。自分がギャラリーだったらタイガーしか見ないかも知れないのに。石川遼はまた見られるしなって(笑い)。残っていてくれたことはうれしかったですね」と笑顔を見せた。
今季初戦のウッズが64をマークし、6アンダーで暫定首位に立った。石川は「実はスコアボードを見ていなくて、タイガーのスコアも知らなかったけど、6アンダーですか?それを聞いて鳥肌が立っています。日本初開催でタイガーは今年の初戦で、そういうゴルフができることにちょっとゾクッとしました。9バーディーというのがすごいです」と驚きを隠せなかった。