石川遼、無観客試合を終え「応援がないのはさみしかった」


7番、バーディーパットが決まらず悔しそうな表情を見せる石川遼

7番、バーディーパットが決まらず悔しそうな表情を見せる石川遼

 ◇米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第3日(26日、千葉・習志野CC=7041ヤード、パー70)

 無観客試合の第2ラウンドが行われ、7位から出た石川遼(28)=カシオ=は5バーディー、3ボギーの68で伸ばしたが、通算4アンダーで17位に順位を下げた。前半はティーショットが乱れて苦しい展開。後半は、大雨の影響で140ヤードに変更された10番パー4でバーディーを奪って勢いづけると、スコアを3つ伸ばしナイスカムバック。「アイアンショットがよくなくて、ミスショットから集中力を保てなかった。(後半は)なんとか、という感じですね」と振り返った。

 この日のラウンドは無観客試合だけに歓声がなく、「人に見られるからといって緊張の度合いはあまり変わらない。でも応援があるのはすごくうれしいし、ないのはさみしかった。やっぱり、見たいと思ってくれる人がいるスポーツは恵まれていると思います」と改めて感謝した。

 27日は18ホール以上回ることが予想される。「日本プロ(選手権)で36ホールを回っているので、気にはならない。選手は一日中試合をやっているので、明日来る人はたくさんのホールを見られると思う。選手としては全力でプレーするだけ。いいゴルフを見せたいです」と意気込んだ。

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