◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ (27日、千葉・習志野CC=7041ヤード、パー70)
競技は午後4時40分頃、日没サスペンデッドとなった。この日は第3ラウンド(R)を午前6時半から行い、組み替えなしで最終Rがスタート。9位から出た小平智(30)=Admiral=は第3Rを69で回り、最終Rは14ホールを終えて、通算4アンダー29位に後退した。最終Rは4番で約2メートルのパーパットを外すなど、グリーン上で苦戦し「パットがあまり入ってくれなかった。最終Rは疲れてショットの距離も合わなかった」と振り返った。
26日の無観客試合とは一変、この日は2万2678人の大観衆が詰めかけ、「やっぱり雰囲気は違う。『小平、頑張れ!』という声が聞こえて力になる」と感謝した。
第1、第2ラウンドを同組で回ったタイガー・ウッズ(43)=米国=が18アンダーで単独首位をキープ。米メジャー最多勝利に並ぶ通算82勝目に王手をかけた。小平は「タイガーは普通にやっていれば必然的にバーディーを取ってくる。年齢を感じさせないゴルフを2日間していたし、何十年も最前線で戦っている選手。一緒に回った感じでは(優勝)するんじゃないですか」と語った。