１番、ティーショットを放つ香妻陣一朗
◆男子プロゴルフツアー マイナビＡＢＣ選手権 第１日（３１日、兵庫・ＡＢＣＧＣ、賞金総額１億５０００万円（優勝３０００万円）、観衆１６２３）
香妻陣一朗（２５）＝フリー＝が６バーディー、１ボギーの５アンダーで首位と２打差の６位につけた。最終１８番パー５では長いパットを沈めるなど「グリーンを外すことなく、全体的に落ち着いたプレーができた」とうなずいた。
前週は大会アンバサダーとして、ＺＯＺＯチャンピオンシップに出場した。結果は５７位に終わったが、米ツアーで１１勝を挙げているジョーダン・スピースらと同組で回り「課題が見えた１週間だった。その課題を意識しながら調整したら、良い感じになってきた」と手応えも口にした。特にスピースのロングアイアンは参考になったようで、大会前には多忙な中で「ロングアイアンばっかり練習していました」と明かした。
２０１４年大会では初日に首位発進を経験し、１６年大会では４位に入った。香妻自身も「良いきっかけをつかんだ試合。イメージの良い試合でもあります」と気分良く臨めているようだ。海外勢が上位を占める初日となったが「この感じで回れれば、優勝争いはできるんじゃないですか。順位を狙っていくだけ」と力を込めた。