小平智 妻・美保さんの前で再びのチャージならず3位「収穫のある週だった」


4番でティーショットを放つ小平智

4番でティーショットを放つ小平智

 ◆男子プロゴルフツアー マイナビABC選手権 最終日(3日、兵庫・ABCGC、賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

 小平智(30)=Admiral=が首位と3打差の通算16アンダー、3位で大会を終えた。前日には大会コースレコード&自己最少に並ぶ「62」をマークしたが、この日はパターに苦戦。最終組で回った黄重坤(ハン・ジュンゴン、韓国)と今平周吾とともに優勝争いを繰り広げたが、あと1歩及ばなかった。しかし最終18番パー5では「ピンを攻められた」と2オンさせてバーディーを沈めるなど、妻で元プロゴルファーの古閑美保さんが声援を送る中で最後まで諦めない姿勢も見せた。

 今大会は急きょ参戦を決め、宣言していた優勝をつかむことはできなかったが「ショットは成長しているなと感じた。感じをつかめてきている。収穫のある週でした。試合に出て成績を残せたら自信になる」と充実感もにじませた。週明けには再び拠点を置く米国に戻り、次の日本での試合は昨年度覇者として挑む国内メジャーの日本シリーズJTカップ(報知新聞社主催)を予定している。

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