渋野日向子、状態は上向き「しっかりトップ争いができたら」台湾での悔しさ晴らす


笑顔をみせる渋野日向子(左)

笑顔をみせる渋野日向子(左)

 日米の女子プロゴルフツアーを兼ねるTOTOジャパンクラシックが8日から3日間、滋賀・瀬田GC北Cで行われる。全英覇者の渋野日向子(20)=RSK山陽放送=は7日、開催コースのインコース9ホールを練習ラウンド。途中にはお菓子の「じゃがりこ」をほおばりながら、リラックスした表情も見せた。自身の状態については「ショットが良かった。昨日も良い感じだったけど、今日もいい感じ。いい感触ではあった」と手応えを口にした。

 大会初日は米国の飛ばし屋・トンプソンと韓国の柳簫然(ユ・ソヨン)と同組で回る。米ツアーで実績十分の2人とのラウンドは注目を集めそうだが、渋野本人も「トンプソンさんとは回ってみたかったので、すごい楽しみ。ソヨンさんも日本女子オープンでいいところを見させてもらったので、すごくいい組にしてもらった」と胸を躍らせた。今大会は他にも世界ランキング上位の選手が多く出場することもあり「レベルの高い人と2、3日目も一緒に回れるようにいい位置にいられたらなと思います」と目標を語った。

 賞金ランキングでは現在2位で、首位の申ジエとは約1500万円の差がある。今大会の優勝賞金は22万5000ドル(約2475万円)と魅力的で、上位に進出すれば世界ランキングのポイントも稼ぐことができる。前週は台湾での米ツアーで39位と悔しい思いをしただけに「全試合大事ですけど、この試合は出られる人数も少ないし、世界ランキングのポイントも高いのでしっかりトップ争いができたら」と持ち前の笑顔を浮かべながら意気込んだ。

最新のカテゴリー記事