深堀、シニア初Vへ単独首位発進「いい滑り出し」


5アンダーで好スタートを切った深堀

5アンダーで好スタートを切った深堀

 ◆男子シニアプロゴルフツアー 富士フイルム選手権 第1日(7日、茨城・江戸崎CC=7070ヤード、パー72)

 今季からシニアツアーに参戦している深堀圭一郎(51)=ラテール・エンタプライズ=が6バーディー、1ボギーの67で回り、単独トップに立った。連覇を狙うバリー・レーン(59)=英国=は3アンダーで首位と2打差の5位タイ。シニア初優勝を目指す日下部光隆(50)=長谷川トラストグループ=、勝てば4年連続賞金王が決まるタイのプラヤド・マークセン(53)=SINGHA=は2アンダーで8位タイにつけている。

 18番パー5をバーディで締めた深堀は「アイアンもまあまあ、ショットもまあまあ。全体的に大きな悪いものはありませんでした」と納得した表情を浮かべた。1番パー5をバーディーで出ると、6番、8番でもバーディーを奪取。後半は11番でボギーをたたいたが、3バーディーを奪った。レギュラーツアー8勝で今季からシニアに参戦。11戦目となるが最高成績は9位タイで、今大会は好スタートを切った。「ずっと期待を裏切っていますからね。後半は風が出てきて、後ろの方の組は難しかったでしょう。そういう意味ではラッキーでした。いい滑り出しができたと思います」と振り返った。

 江戸崎CCは4位に入った96年のデサントクラシックで優勝争いをした思い出のあるコース。「18ホール回って長く感じるコースと短く感じるコースがあるのですが、ここは早めに18ホール終わる感じがします。そういう意味では回りやすいと思います」。シニア初Vへ。残り2日間をあっという間に終わらせるつもりだ。

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