不適切発言の笠りつ子に協会が厳重注意 新人セミナーも受講へ


笠りつ子

笠りつ子

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は12日、会員で通算5勝の笠りつ子(32)=京セラ=に対して厳重注意処分を科し、新人セミナー受講を義務づけると発表した。笠は10月のNOBUTA GROUP マスターズGCレディースの会場において、大会関係者に対して不適切な発言を行った。

 協会は11日にこの件について、懲戒諮問委員会及び理事会を開催し、笠に対する処分及び協会としての再発防止策を検討した。また、笠は10月31日にツアーへの出場を当面自粛する旨を発表しているが、本人から伊藤園レディス(15~17日)までの出場を自粛する旨の申し出があり、受理したと発表した。

 ◆以下、LPGAの発表

 1、笠りつ子会員に対する措置

 (1)厳重注意 なお、笠りつ子会員に対する厳重注意は、本日(12日)午前10時に浅田理事の同席のもと、小林浩美会長より既に実施済み。

 (2)本年度開催の新人セミナー第1日目から第3日目の受講義務づけ

 2、協会としての再発防止策 LPGAトーナメント出場選手向けのマナー・言葉遣い等の品位に関する講習会を実施する(少なくとも年1回以上実施する予定)

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