賞金ランク4位の石川遼、初日74で首位と10打差の53位と出遅れ「とにかく練習あるのみ」


10番、ティーショットを放つ石川遼

10番、ティーショットを放つ石川遼

 ◆男子プロゴルフツアーダンロップ・フェニックス第1日 21日、宮崎・フェニックスCC=7027ヤード、パー71

 第1ラウンドが行われ、賞金ランク4位の石川遼(28)=カシオ=は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74で回り、首位と10打差の3オーバー53位で出遅れた。出だしの10番の第1打をドライバーで左に曲げると、第2打もグリーン手前のバンカーにつかまり、いきなりボギーとした。12番も第1打をドライバーで左ラフにつかまると、第4打、4メートルのパーパットを決めきれず、ボギーでスコアを落とし「ドライバーとかミスショットは先週と同じような感じでした」と表情は晴れなかった。

 前週は1年ぶりに2週連続の予選落ちを喫した。今大会はプロ転向後では過去8度出場するが、トップ10入りは2008年の1度のみ。苦手とするコースだが「考えながらやらないといけない時期があり、シンプルにできることを目指してやっていきたい。またこういう時期のゴルフは苦しいけど、諦めずにやっていきたい。とにかく練習あるのみ」と前だけを見た。

最新のカテゴリー記事