石川遼、今平と練習ラウンド 4年ぶりのJTカップ制覇のカギは「相当難しい」超高速グリーン


14番グリーンを観察する石川遼

14番グリーンを観察する石川遼

 男子プロゴルフツアー最終戦、日本シリーズJTカップは5日から4日間、東京・稲城市の東京よみうりカントリークラブ(CC、7023ヤード、パー70)で行われる。2年連続11度目の出場となる石川遼(28)=カシオ=は3日、開催コースで練習ラウンドを行った。賞金ランキング1位の今平周吾(27)=フリー=に、今大会初出場のA・クウェイル(豪)も加えた3人で、10番からの後半9ホールを仲良くラウンド。賞金王獲得がかかる1歳下の今平に対し「スイングがすごい速くなっている。飛距離も伸びた」と印象を口にした。

 さらに2015年大会で優勝を飾った名門コースについては「素晴らしいコンディション。びっくりするほどきれい」と絶賛。18番パー3(227ヤード)は、ツアー屈指の超高速グリーンとして有名だが「試合もこのままのスピードでいいのかなってぐらい。このスピードのまま試合になると相当難しい」と警戒した。昨年大会は優勝した小平智、黄重坤(韓国)とのプレーオフで敗れて2位だった。今季最終戦をいい形で終えるべく「2ケタ(アンダー)はいきたい。このコースは大好きなので」と力を込めた。

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