石川遼「真すぐいってくれてうれしかった」 ドライバーショットが安定し、68で3打差の8位発進


優勝トロフィーが飾られた1番、ティーオフ前に笑顔を見せる石川遼

優勝トロフィーが飾られた1番、ティーオフ前に笑顔を見せる石川遼

 ◆男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第1日(5日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 2年連続11度目出場の石川遼(28)=カシオ=は3バーディー、1ボギーの68で回り、2アンダーで首位と3打差の8位。2015年大会以来、4年ぶりの大会制覇へ上々の滑り出しを見せた。

 6番パー5。1打目をドライバーでフェアウェーに運ぶと、2オン。3打目の奥からのイーグルパットこそ外したが、初バーディーでギャラリーを沸かせた。フェアウェーキープ率は、全体1位とショットが安定し「ドライバーが良くなってきている。真っすぐいってくれたのでうれしかった」と充実感を漂わせた。

 注目の名物ホール・18番は奥から手前にかけて急激な下り傾斜で、ツアー屈指の超高速グリーン。大会前に「バーディーを取りたい」と語っていた。この日は出場30人のうち、賞金ランク2位のショーン・ノリス(南アフリカ)、初出場の大槻智春、浅地洋佑の3人がバーディーを奪った。石川は1打目をピン右手前4メートルのバーディーチャンスにつけたが、決めきれず、初日はパーだった。「いいティーショットとパットでしたけど…」と悔やしがった。

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