「シリーズ男」称号は藤田に軍配 宮本に1差勝利も7差18位に後退


6番でティーショットを放つ藤田(左後方は宮本)

6番でティーショットを放つ藤田(左後方は宮本)

 ◆男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第2日(6日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 「シリーズ男」の称号をかけた10年ぶり4度目の対決は兄弟子に軍配があがった。ともに大会3勝で芹澤信雄(60)に師事する50歳の藤田と47歳の宮本が同組ラウンド。4位で出た宮本は1番で1メートルにつけてバーディー発進も3、5、9番で3パットボギーなど計35パットと苦戦して75。「ゴルフがうまくいかなかったです。寒さの影響はあるかと思いますね」と淡々と振り返った。

 同じく4位スタートの藤田は1番の第1打が左の木の上に乗ってしまいボギー。74で1オーバー18位に後退した。宮本には1打差で勝利したが「2人してボロボロでしたね」。それでも通算2勝1分け1敗に「今日は俺が勝ったんですね、よし!」と笑った。今大会最年長のベテランは「これも日本シリーズだと思って、あと2日楽しみたい」と令和初の夢舞台を満喫する。(榎本 友一)

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