昨年7月のIMGA世界ジュニア選手権(6歳以下)で2連覇した須藤弥勒(すとう・みろく)さん(8)がマレーシアで行われた「キッズ・ワールド・チャンピオンシップ2019」(12月18~20日、タンジョン・プテリ・ゴルフリゾート)の8歳以下の部で優勝した。同部門の日本人の優勝は初めてという。
同大会は、公式サイトによるとUSキッズゴルフの支援を受けており、ジュニアゴルフ界の4大メジャーの一つとも言われる。競技は一日9ホールの3日間で争われ、37、40、37の通算6オーバーで、2位に1打差をつけて制した。香港の選手と並んで迎えた最終日の最終ホールでは、7メートルのバーディーパットを決めて劇的な優勝を果たした。
これで須藤さんは、最高峰の世界ジュニアの史上最年少優勝を含む2連覇と合わせ、ジュニアゴルフ4大メジャーのうち2冠獲得となった。東大出身の父・憲一さんの指導で2歳からゴルフを始め、天才ゴルフ少女として注目を集める。