渋野日向子、五輪代表が畑岡奈紗&鈴木愛と3人なら「正直強いだろうなと思います」


特別ゲストとして新製品のアイアンを手にガッツポーズする渋野(左)と鈴木(カメラ・関口 俊明)

特別ゲストとして新製品のアイアンを手にガッツポーズする渋野(左)と鈴木(カメラ・関口 俊明)

  女子プロゴルフで前週の米ツアー開幕戦で2位だった畑岡奈紗(21)=フリー=が東京五輪イヤーの今季日本ツアー初戦として、国内メジャー第1戦・ワールドレディスサロンパスカップ(5月7日開幕、茨城GC東C)への出場が有力となっていることが21日、分かった。出場すれば大会連覇を狙う渋野日向子(21)の強力なライバルになることは確実。畑岡は昨秋からのメジャー出場3戦連続制覇の偉業が懸かる。

 渋野は21日、都内で行われた用具契約を結ぶピンゴルフの新製品発表会に賞金女王の鈴木愛(25)とともに出席した。東京五輪に向けては国内2番手につけており「3人で五輪に出ることができたら、正直強いだろうなと思います」と、世界ランク15位とぎりぎりで圏内にいる鈴木を含めたトリプル出場を熱望した。

 6月までは米ツアーと日本を掛け持ちする渋野は「移動が多くなるので、体調面に気をつけたい。今はトレーニングをしている」。オフはパワー系とキレを出す動きの両方に取り組む。畑岡の米開幕戦、プレーオフはネットで気にしていたそうで「負けてしまったのは残念だけど、しょっぱな(開幕)からすごいなと思った。奈紗ちゃんも五輪に出たいと思っている。私も2月から試合があるので、ついていけるように」と同学年の奮闘に刺激を受けていた。(岩原 正幸)

 ◆女子ゴルフ東京五輪への道 6月29日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権獲得。〈1〉15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含み最大2人が出られる。8月5日から4日間、埼玉・霞ケ関CC東Cで72ホールストロークプレーの個人戦で競う。16年リオ五輪で初出場した日本勢は野村敏京4位、大山志保42位だった。

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