◆米女子プロゴルフツアー ISPSハンダ女子オーストラリア・オープン(14日、オーストラリア・ロイヤルアデレードGC)
日本勢は7人中、2人が予選通過した。90位から出た原英莉花(21)=日本通運=が5バーディー、1ボギーの69と伸ばし、通算3アンダーで41位に浮上した。72の上原彩子(36)=モスバーガー=が1アンダー、60位で通過。74の河本結(21)=リコー=は1オーバーで1打及ばず、82位で予選落ち。プロデビューの吉田優利(19)=日本ウェルネススポーツ大=は73で2オーバーの90位で予選落ちした。
69の朴仁妃(韓国)、70のジョディ・エワート(英国)が10アンダーで首位に並んだ。
原は昨年大会に続く2度目の出場で国外の米ツアー初の予選通過を果たした。15日が誕生日で20歳最後のラウンドで69の好スコア。「パッティングが決まった。たくさんバーディーが取れて、ピンチもあったけど楽しくできた」と喜んだ。決勝ラウンドに向けて「上を目指して頑張ります」と気合。師匠・尾崎将司(73)への報告について聞かれると「試合が終わってから」と笑った。
河本(2週続けて1打差の予選落ち)「甘くないですね。力不足」
吉田(風に苦しみスコア伸ばせず)「本当に良い経験になり、とても勉強になった」