◆米男子プロゴルフツアー 世界選手権シリーズ メキシコ選手権最終日(23日、メキシコ・チャプルテペックGC)
6差9位で出た松山英樹(27)=LEXUS=は6バーディー、2ボギーの67と伸ばして通算13アンダーの6位で終えた。ショットの精度を取り戻し、2戦連続のトップ10入りとなった。2年連続日本ツアー賞金王の今平周吾(27)=フリー=は、75とスコアを落として61位。71だった石川遼(28)=カシオ=は68位。2位から67で回ったパトリック・リード(米国)が、18アンダーで今季米ツアー初優勝となる通算8勝目を逆転でつかんだ。
松山は約2年半ぶりの逆転Vはならず。3番でアプローチミスからボギー先行。4番で1メートルにつけ取り戻すも、6番は第2打を池に入れてパー。後半で5バーディーを量産したが「ふがいないスタートでした」と前半の停滞を反省した。次戦は3月5日からのアーノルド・パーマー招待。「ショットがここまで戻ってくれるとうれしい。優勝争いをしていけたら」。今季2度目の2戦連続トップ10入りで手応えをつかんだ。